日本の都市型カジノの単独候補地、大阪

おそらくご存知のことと思いますが、日本ではカジノが依然として禁止されています。しかし、過去2年ほどの間に状況が多少変化し始めています。政党や支援団体の多くが日本におけるカジノビジネスを支持し始めているのです。ついに日本初の実店舗カジノが生まれることになるかもしれません。 

そのため、カジノ経営者たちは次の候補地について考え始め、大阪を統合型リゾート(IR)を建築する有力候補地として発表しました。実の所、日本の他の大都市はどこもIR ライセンスの入札に加わらなかったのです。そのため、大阪だけが残ったという状況です。 

ライセンス取得のプロセスでは、全国政府がIRのライセンス取得を検討するために地方自治体が一つのコンソーシアムを指名します。しかし、まずはカジノ経営者たちが、自分たちこそ最高の選択肢であるということを地方自治体に説得する必要があります。 

この都市単位の選考プロセスが開始すると、第1候補となったカジノ経営者以外はすべて排斥されるため、ゲーミング業界で戦う多くの企業が競争を始めます。  

しかし、IR 開発で成功するには、一つの場所で観光客を含む顧客に対して食事を提供するのに十分な従業員、政府の支援、インフラストラクチャが揃っているかが重要となります。

大阪の代表者グループはIR を長い間待ち望んでいました。しかし、政府の支持がなければ、世界中のどの管区であってもIR が成功するのは極めて困難です。MGM が大阪戦略を発表し、日本の金融大手オリックスとの提携を進めたのはそのためです。 

多くの専門家たちは、大阪にはマカオと同様に、IRが大きく成長するための条件が間違いなく揃っているため、最適な立地であると話しています。大阪はその後まもなく、政府の決定を待たずして、IR構想の提案書を依頼すると発表しました。 

実際のところ、大阪はこれらのプロセスをスピードアップしてIR経営企業の選考を開始したいと考えています。大阪は夢洲で国際博覧会が開催される前の2025年までに、IRをオープンしたいと考えているのです。多くの人々が国際博覧会は大阪のビジネスコミュニティを活性化させるまたとないプラットフォームだと考えています。 

大阪の地方自治体はIR を誘致したがっており、その目標に向けて真剣に取り組んでいます。しかし重要なのは、このリゾートが成功するか否かが、地元コミュニティと政府によるサポートにかかっているということでしょう。

今のところ、大阪がこのIR 構想を申し出た唯一の都市であり、この機会に対して積極的に取り組んでいます。ある新聞の調査によると、大阪市民の47%がIRを支持、42%が反対という結果が出ています。これほどポジティブな結果が達成できたのは、民間と政府がIRが地元コミュニティにもたらす様々な恩恵について理解を求める努力を何年間にもわたって続けてきた成果でしょう。 

大阪は強い個性のある街です。ですからIR を誘致するのに何の問題もないでしょう。日本で三番目に大きな都市であり、人々の性格はざっくばらんで親しみやすく、リスクに対する思いきりのよさで知られています。大阪のことを「日本で最も中国っぽい都市」と呼ぶ人さえいるほどです。実際、大阪は上海から飛行機でわずか30分しかかかりません。